新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、誠にありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症により影響を受けられた方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、この状況が一日も早く解消され、平穏な日々が戻りますことを強く願っております。

2021年の当会の活動においては、既存のビジネスから脱却を余儀なくされた企業に所属しているビジネスマンからMBAや学位取得に関する相談が増えた傾向がありました。背景には、リモートワークによる就業後の自由時間の増加、働き方改革による業務内容の変化が影響しているものと考えております。

また企業側の観点からは、DX推進やカーボンニュートラルへの対応のために必要とされる有用な人材として、真に国際的な価値を持つMBAホルダーへの関心が高まりつつあると実感した一年でもありました。この傾向は2022年も引き続き継続し、今後も日本で働きながらMBAの学位取得を検討される方はますます増加するものと予測しております。

いま世界はウィズコロナへの転換により大変革の時を迎えています。社会から企業に対しては、堅調かつ健全な経営はもちろんのこと、SDGsやESG投資に代表される社会や環境に対する貢献、さらには未来を切り拓く創造的なイノベーションへの期待も高まってきています。当会としても、こうした社会の要請に応えうるようなMBAを活用した新たなビジネス機会の創出を引き続き行ってまいりたいと考えております。

またMBA推進を目的としたセミナーや、一般企業様を対象としたコンサルタント事業やセミナー事業も継続して実施し、少しでも皆様のお力になれればと考えております。

皆様におかれましては、本年も変わらぬご支援と、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

一般社団法人 MBA推進協議会
代表理事 土屋 秀登